私たちの生活にも影響が!?人工知能と共存する未来

私たちの生活にも影響が!?人工知能と共存する未来

「人工知能(AI)」という言葉がいろいろなところで聞かれるようになった昨今。人工知能が近い将来に人間の能力を超えるのではないか、人間の仕事は機械に奪われてしまうのではないか、という話を聞いたことがあると思います。

前回、前々回の記事で第一次〜第三次AIブームについて振り返りました。

AIの発達により、これから世界にどのような変化が起こるのでしょうか?人間の仕事はAIに奪われてしまうのでしょうか?

今回の記事では、そんな未来の話をしてみたいと思います。

人工知能研究の今

第三次AIブームでのディープラーニングの登場により、人工知能研究の難関とされていた「特徴量の設計」が可能になりました。それまで人工知能が様々な問題に直面していたのは、概念を自ら獲得することができなかったことが大きな原因として挙げられますが、特徴量の設計ができるということは、様々な情報を抽象化することができ、概念の獲得に近づくと言えます。

そして、現在のディープラーニングの技術では、大量の画像を読み込んでコンピュータが特徴量を抽出することができるようになりました。特徴量を抽出できるということは、すなわち、大量の画像を元に自動的に「人間の顔」や「ネコの顔」といった概念を獲得できるということです。

人工知能研究のこれから

現状可能になった「画像から特徴量を抽出して見分ける」というのは人間の視覚に相当しますが、人間は聴覚や触覚などの感覚器も持っています。音声や圧力センサーといった画像以外の情報も取り込むことで、複数の感覚を組み合わせた抽象化が可能になります。人間がネコを動きや鳴き声、触り心地など様々な情報を組み合わせて認識しているのと同じことをコンピュータに処理させる必要があります。

次に必要になるのは、コンピュータ自らの行為と、その結果をあわせて抽象化することです。人間は単にじっとして外界の状況を観察しているだけではなく、自ら物をつかんだり投げたりと様々な働きかけを行なっています。自らの行為と結果をセットで抽象化することで、行動の計画が可能になります。また、行動ができるようになると「行動した結果」の抽象化が進み、概念の獲得に繋がります。これは、人間でいうと「やってみてコツ(特徴量が)わかる」というようなことです。

  

行動から概念を獲得することができるようになると、私たちが日常的に使っている「概念」はほとんど網羅できます。その結果、コンピュータが「言語」を獲得する準備が整います。機械翻訳は比較的身近なAI技術であるため簡単に思えるかもしれませんが、言語を扱うということはかなり高度な技術なのです。そして、コンピュータが言葉を理解できるようになると、本などから情報を収集し、ものすごい勢いで知識を獲得していくと予想されます。

人工知能の進歩と生活への影響

では、人工知能の進歩により私たちの生活にはどのような影響が出るのでしょうか?

まず、すでに影響があるものとしてわかりやすいのは広告ではないでしょうか。みなさんが使っているSNSやネットショップでも、アルゴリズムでオススメの商品やパーソナライズされた広告が表示されているのを目にするかと思います。人工知能で様々なデータを分析することで、個人に合った広告を表示できます。広告を出す企業側としては、購買意欲のある顧客に絞って広告を打つことができるため、広告費の削減に繋がります。

さらに、画像認識の精度が向上したことで、医療の分野ではレントゲンやCTなどの画像診断で人工知能が活用されています。専門医でも診断が難しい病気でも高精度で診断が可能であり、様々な特化型のAIが医者の仕事をサポートするようになることが予想されます。

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人間よりも正確で早い!物体検出の活用例紹介

また、今後起こりうる変化として、動画の認識精度が向上することで防犯カメラの精度が向上することが予想されます。警備の業務は主に異常を検知することであるため、人工知能で対応しやすい分野と言えます。

他にも、現在も研究が進められている自動運転技術の実用化や、物流の変化も挙げられます。新型コロナウイルスの影響もありネットショッピングが主流になりましたが、現在は倉庫から自宅までの配送には必ず人の手が必要です。しかし、人工知能の技術が進歩することで、自動運転や無人のドローンでの配送も可能になるかもしれません。

農業の分野では、人間の代わりに働くロボットが登場し、自動化が進むかもしれません。実際に、農林水産省はスマート農業(ロボット技術やICT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業)を推進しており、海外でもスマートアグリカルチャーやアグリテックなどと呼ばれてITやAIの導入が進んでいます。

さらに長期的に考えると、これまでは「モノ」を対象としてきたロボットの活用が、医療や介護、受付、コールセンターなど対人サービスにまで広がることが予想されます。対人サービスについては「結局人が対応してくれた方が気持ちがいい」など感覚的な部分もあるため、人間の仕事が人工知能に完全に代替できるとは言い難いですが、人間が対応することの価値は向上するかもしれませんね。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。3つの記事に分けて人工知能の歴史から現在、そして未来までをまとめてみました。いかがでしたでしょうか?

人工知能の未来を考えるには、まず人工知能について知ることが重要です。人工知能やロボットと共に生きることは夢物語ではなく、近い将来に確実に起こる変化です。その変化を恐れるたり拒絶する必要はありません。人工知能について正しく知り、考え、活用していきましょう!

余談ですが、、、「嫌な仕事は人間以外に任せ、人間はより付加価値の高い仕事をする」これはRAKUDO創業当時からのビジョンでもあります。筆者は個人的に、RAKUDOのビジョンや行動指針が大好きです。

私たちの働き方に共感してくれる方や、人工知能などの技術を活用してより楽しく仕事をしたい方はお気軽にご連絡ください。一緒に課題を解決しましょう!


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