この記事では、AI interfaceにWatsonの会話エンジン「Watson Assistant」を接続する方法を解説します。
AI interfaceはデフォルトでキャラクターや背景などの設定が行われていますが、AIプロバイダの部分だけはデフォルトの設定がないため、皆様に設定を行っていただく必要があります。
IBM CloudのページとAI interfaceのページを行き来するためわかりにくい部分もあるかと思いますが、作業自体はコピー&ペーストだけですのでご心配なく…!
※IBM Cloudのアカウントをお持ちでない方は、はじめに以下2つのの記事を参考にIBMの設定をしてください。
【画像付き】IBM Watsonアカウント作成からText to speechとSpeech to textの設定まで
【画像付き】IBM Watson / Watson Assistantの設定
api-keyとURLの設定
まず、api-keyとURLの設定についてです。
こちらのログイン画面から、IBM Cloudにログインします。
ログインすると、このようなダッシュボードの画面を確認できるかと思います。
上記の画像の赤枠のような、Watson Assistantを選択します。(カッコ内の表記は様々あります。)
すると、Watson Assistantのapi-keyなどが表示されている画面になるため、それらをコピーします。
AI interfaceのホームページからログインしていただき、コンソールのAIプロバイダ設定にあるConversation enginを選択します。
プルダウンから「IBM Wstson Assistant IAM」を選択し、所定の位置にコピーしたapi-keyやURLをペーストします。
workspace-idの設定
次にworkspace-idについてです。
先ほどと同様にIBM CloudのダッシュボードからWatson Assistantのapi-keyなどが表示されている画面に行きます。
そこから、「ツールの起動」を選択します。
このような画面になるため、「Skills」を選択します。
AI interfaceに接続したい会話エンジンの「View API Details」をクリックします。
そこから赤枠のWorkspace IDをコピーします。
コピーしたWorkspace IDを、先ほどと同様にAI interfaceのコンソール画面のAIプロバイダ設定の部分にペーストします。
以上でAI interfaceに会話エンジンを接続する作業が完了です。
さいごに
お疲れさまでした!設定はできましたでしょうか?
AIプロバイダの設定は最初は難しく感じる方もいらっしゃるかと思いますが、慣れてしまえば切り替えなども簡単に行えるため、ぜひご活用ください。
また、わからない部分があればお問い合わせフォームより、お気軽にご質問ください。
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