生体認証とは?種類やメリット・デメリット紹介

  • 2020.10.08
  • IT
生体認証とは?種類やメリット・デメリット紹介

はじめに

各個人の身体の特徴によって認証を行う生体認証システム。従来のIDとパスワードでの認証と違い、なりすましや偽造を防ぐことができ、徐々に生活にも浸透しつつあります。

そこで、今回の記事では生体認証の種類や、生体認証のメリット・デメリットを紹介したいと思います。

主な生体認証の種類

指紋認証

指紋認証は最も身近な生体認証ではないでしょうか?スマートフォンやPCにも指紋認証のシステムが搭載されており、ロックの解除を指紋認証で行なっている人も多いと思います。

日本では昔から拇印(手の親指の腹に墨や朱肉をつけて、印鑑の代わりに押すこと)の文化があり、指紋が一人一人違うことは知られていました。また、犯罪捜査や司法分野において指紋は用いられており、犯罪捜査の精度を高める必要性とともに研究が進んできた分野です。現在では低価格化・小型化が実現し、私たちが当たり前に使用する技術となりました。

課題としては、皮膚の水分量(乾燥性・油脂性)や傷によって認証されない場合があることが挙げられます。実際に筆者は手が乾燥しやすいのですが、洗い物など水場の仕事をした後は指紋を認証してもらえません、、、泣

顔認証

顔認証とは、顔の形、目・鼻・口の位置、輪郭などの個人の顔の特徴を認識して本人を特定する認証方式です。デジカメの顔検出や入場ゲートシステム、さらには空港での出帰国手続きにも活用されています。

また、最近では指紋認証ではなく、顔認証でスマホ等のロック画面を解除している人も見かけるようになりました。デバイスに接触せずに認証を行うことができるため、手が汚れている時などは便利ですね。

ただし、マスクやメガネを着用していると正しく認識されない場合があります。新型コロナウイルスの感染拡大によりマスクの装着が当たり前になった今、顔認証の際にはマスクを外す手間がかかってしまいそうです。

虹彩認証

虹彩認証とは、虹彩の模様をデジタルデータに変換して本人特定する認証方式です。虹彩とは、黒目の内側にある瞳孔の周りのドーナツ状の部分を指します。それぞれの人が固有のパターンを持っており、虹彩のパターンは生まれてから2年ほどで成長が止まり、その後はほとんど変化しないと言われています。また、角膜に覆われて損傷しにくいため、生体認証の中でも誤認率が低いのが特徴です。さらに、遺伝による影響がないので親子や兄弟、双子であっても全く異なるパターンになるという特徴があります。

虹彩認証は比較的新しい技術であり、日本国内においては一部の製品にしか活用されておらず、まだあまり普及していない印象があります。しかし、その正確性から、顔認証や指紋認証のように活用される場面は大いにあると考えます。

その他の生体認証

上述した3つの生体認証にも、以下のような認証方式があります。

  • 静脈認証:手のひらや指先の静脈で認識する
  • 掌紋認証:手のひら全体の模様で認識する
  • 声紋認証:声の特徴で認識する
  • 耳形(耳介)認証:耳の形の特徴で認識する

聞いたことがない生体認証の種類もあるのではないでしょうか?ここでは詳細は割愛させていただくので、気になる方は調べてみてください。

生体認証のメリット・デメリット

次に、生体認証のメリット・デメリットについてです。

メリット

生体認証とメリットとしては、各個人の身体の一部を認証に使用するため、物理的に鍵やICカードなどを持ち歩く必要がありません。また、パスワードのように記憶する必要もなく、利用者としてはとても負担の少ない認証方式です。

また、物理的なカードやパスワードは誰かに漏れてしまう可能性がありますが、身体的な特徴である生体認証は偽造が難しいこともメリットとして挙げられます。

デメリット

デメリットとしては、周りの光の具合や、眼鏡や帽子などにより認証制度が下がってしまったり、怪我などにより認証部位に変化があった場合には認証できなくなってしまう可能性があります。

また、生体認証の制度は100%とは言い切れません。誤って認識してしまうこともあるかもしれないことを念頭におき、必要に応じて他の認証方式と併用するなど対策が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ロック画面の解除などは日常的に何度も行う操作になるため、生体認証でスムーズに解除できるととても便利だと感じる人が多いのではないでしょうか。

しかし、IDやパスワードを使用した認証方式も生体認証も、どちらも完全とは言い切れません。それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、セキュリティレベルや実際の使用場面に合わせて設計を行い、必要に応じて多要素認証や二段階認証を行うなどの対策が必要ですね。

▼多要素認証についてはこちらの記事をご参照ください。

セキュリティ向上には必須!多要素認証とは


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