【Google Glass】QRコードリアルタイム同時認識で業務効率化!

【Google Glass】QRコードリアルタイム同時認識で業務効率化!

はじめに

先日、弊社にもようやく最新のGoogle Glassが届きました。早速みんなで試し、実際の視界や装着感、操作性については以前ブログ記事にさせていただきました。

▼そのブログがこちらです。
Googleの最新AR機器「Glass Enterprise Edition 2」紹介

その後、Google Glassを使った開発を進めていたのですが、今回の記事ではその一部である「QRコード認識」について紹介させていただきます。

Google Glassとは

Google Glass Enterprise Edition 2
ここで言うGoogle Glassとは、正式名称は「Glass Enterprise Edition 2」といい、Google社が発売している最新のスマートグラスです。スマートグラスとは、メガネに様々な機能が追加されているデバイスです。

法人向けGoogle Glass「Glass Enterprise Edition」の後継モデルとして発表された「Glass Enterprise Edition 2」ですが、先代のモデルと比較して、AR/VRに特化したCPU(Snapdragon XR1)を搭載することでパフォーマンスの向上や節電が可能になりました。また、OSがAndroid 8 Oreoになり、すでに利用しているサービスやAPIを簡単に統合でき、開発が行いやすくなったことも大きなポイントです。

Firebase ML Kitとは

Google GlassでQRコードを認識できるようにするためには、Firebaseの「ML Kit」を使用しました。

「ML Kit」とは、Google の機械学習の機能を Android アプリや iOS アプリとして提供するモバイル SDKです。機械学習は本来高度な知識を必要としますが、このML Kitを使用することで機械学習の経験の有無を問わず、わずか数行のコードで実装することができます。

※SDKとは・・・ソフトウェア開発キット。少ない労力でアプリケーションを開発できるようにするためにプログラム、API、サンプルコードなどをパッケージにしたもの。
ML Kitの機能には以下のようなものがあります。テキスト認識や顔認識など、皆様が普段使っている機能もたくさんあるのではないでしょうか?これらには機械学習が使われています。

ML Kitの機能(引用:https://firebase.google.com/docs/ml-kit?hl=ja

そして、今回はこの中の「バーコードスキャン」の機能を使用してQRコードの読み取りを行いました。

Google GlassでQRコード認識

それでは、Google GlassでQRコードを認識している様子をご覧ください。

簡単に動画の解説をすると、左上にはGoogle Glassのディスプレイに写っている画面が表示されています。そして、右側にはGoogle Glassで読み取る大量のQRコードが表示されています。そのQRコードを読み取ると、結果が左下に表示されます。

Google GlassでQRコードを読み取ると、かなり早いスピードで複数のQRコードを読み取っていることがお分りいただけるでしょうか?これだけの情報を瞬時に処理できるのには驚きました。

活用場面

Google Glassで複数のQRコードを瞬時に処理できると、どのような場面で役立つのでしょうか?
想定されるものを簡単に紹介させていただきます。

工場での工程管理

工場 工程管理
工場での作業の開始時と終了時に指示書などに記載されているQRコードを読み取ることで、作業にかかる時間を簡単に管理することができます。それにより、どの工程で時間がかかっているのか分析することができます。また、ある程度情報が集まるとより正確に納期を予測することも可能です。

製品のピッキング

工場 ピッキング
大量の製品の中からピッキングをする必要がある場合、人の目で確認するだけではミスを避けることはできません。しかし、Google Glassで製品に記載されているQRコードを読み取ってからピッキングすることで、ミスを最小限にすることができます。また、バーコードリーダーで読み取るのとは違い、Google Glassは視線を動かすだけでQRコードのスキャンができるので、常に両手で作業をすることができ、効率化にも繋がります。さらに、リアルタイムでピッキングの状況を共有することができます。

棚卸し/在庫管理

倉庫の棚卸し
倉庫にある製品のQRコードを読み取るだけで在庫の確認ができます。一度に大量のQRコードを読み取ることができるので、確認しやすい位置にQRコードがあるようにして製品を保管しておくことで、大幅な作業効率化に繋がります。また、目視によるミスを防ぐ効果もあります。

導入時にはそれぞれの製品にQRコードを割り振る必要がありますが、導入後のメリットを考えるとそのコストをかける価値がありそうです。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

皆さんもQRコードの読み取りはスマホなどで日常的に使っている機能だと思いますが、読み取るデバイスをGoogle Glassに変えるだけで活用の幅が広がりそうですね。また、同時に複数のQRコードを認識できる点も要チェックです!

スマートグラスの活用等でお困りの方や、こんなことには使えないの?という疑問がある方はお気軽にご相談ください。弊社のARやVR、AIなどに関する知識をフル活用し、最適な方法をご提案させていただきます!


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