Microsoftの産業向けMRデバイス「HoloLens2」紹介

Microsoftの産業向けMRデバイス「HoloLens2」紹介

はじめに

HoloLens2はAR/MRグラスと言われ、周辺の環境を認識する機能があるメガネ型のデバイスです。現実空間にある壁や床などをカメラやセンサーで認識し、デジタル情報を重ねて表示することができます。そのため、机を認識して机の上に実際には存在しない物を置いたり、壁を認識して壁に合わせてデジタル情報を反映させることができます。

HoloLens2は、先代のHoloLensからスペックが大幅に改善され、さらに産業向けにフォーカスしたデバイスです。

HoloLens2の内容物と価格

まず、HoloLens2の内容物を紹介します。

HoloLens2 内容物

左から順に、

・ケース
・本体
・USB-C ケーブル
・電源アダプター

です。ケースがしっかりしているので、持ち運びの際も安心感があります。

そして、このHoloLens2は3500ドル(38万3,800円)で購入できます。
先代のHoloLensは33万3800円であり少々値上がりしていますが、スペックや操作性が大きく向上していると考えると安く感じられるのではないでしょうか。

HoloLens2のスペック

HoloLens2
先代のHoloLensからの主な改善点は、視野角・解像度がそれぞれ2倍になり視覚体験が大幅に改善されたことや、10本の指の追跡・アイトラッキングの実現などによる操作性が向上したことが挙げられます。また、Azureとの連携により開発環境は整備され、本体の軽量化・装着部分の改善により使用感は向上しました。

HoloLens2
開発製造 Microsoft
無線LAN Wi-Fi: Wi-Fi 5 (802.11ac 2×2)
Bluetooth  Bluetooth 5
接続(電源) USB Type-C
CPU QualcommのSnapdragon 850 を使ったARMベースのアーキテクチャ
GPU
メモリ 4GB LPDDR4x システム DRAM
ストレージ  64GB UFS 2.1
OS Windows Holographic Operating System
Microsoft Edge
Dynamics 365 Remote Assist
Dynamics 365 Guides
バッテリー  2~3時間の連続使用可能
視野角 80度
水平方向:43度
垂直方向:29度
対角方向:52度
解像度  視野角1度あたり47ピクセル
2K
重量  566g
付属品  ヘッドセットのみ
価格  3500ドル(38万3,800円)
Microsoft Dynamics Guideとの組み合わせで月額125ドル
発売日  2019年2月に発表

操作性

HoloLens2にはセンサーが搭載されており、以下の画像にあるフレームの範囲で手の動きを認識することができます。

HoloLens2 ハンドトラッキング 範囲(引用:https://docs.microsoft.com/ja-jp/hololens/hololens2-basic-usage)

初代HoloLensでは限られたジェスチャーしか認識されませんでしたが、HoloLens2では両手の10本の指の動きを認識できるようになりました。バーチャル空間にあるものをつまんだり、回転させたり、移動させるといった操作をスムーズに行うことができます。10本の指のトラッキングができることで、バーチャル空間でピアノを弾いたりキーボードを打つといった細かな操作も可能になりました。

また、HoloLens2にはアイトラッキング機能が搭載されています。空間に配置されたドキュメントのスクロールも視線のみで可能です。さらに、音声と合わせることで視線の先のものをクリックするなどの操作を行うことができます。

装着感

初代HoloLens(⬆︎初代HoloLens)

初代HoloLensは未来的なデザインですが、重心が前方にあり長時間の使用は首などに負担がかかっていました。

HoloLens2 後頭部のダイヤル(⬆︎HoloLens2, 後頭部)

それが、HoloLens2では電源は後頭部側面にバッテリーやプロセッサーは後頭部に搭載され、重量バランスに配慮することで重心が頭の中心部になるように改良されています。また、後頭部にあるダイヤルで頭の大きさに合わせてしっかりと締めることができるため安定感があり、装着中に顔を動かしたり動作をしてもずり下がってくることはなかったです。重さは初代HoloLensとほとんど変わりなく、手に持つと重さを感じますが、頭につけてしまえばさほど気にならない重さとなっています。

HoloLens2 フリップアップ機構(⬆︎HoloLens2, 開発場面)

さらに、ディスプレイが不要な時は上に跳ね上げることのできる「フリップアップ機構」を採用しており、人と話す時などにHoloLensを取り外さなくても相手と目を合わせることができます。写真にあるように、開発者はHoloLens2を装着したままPC画面向かい、コーディングをすることも可能です。メガネの上からでも違和感なく使用することができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?HoloLens2についてイメージしていただけたでしょうか?

弊社では初代のHoloLensを使った開発も行なっていたため、HoloLens2の進化を強く感じています。やはり新しい物や最新の技術はワクワクしますね!ハンドトラッキングやアイトラッキングの精度が向上したことで、非常に操作しやすくなり、活用の幅が広がりそうです。

ちなみに、弊社ではこちらのページにある日本ビジネスシステムズ株式会社様からHoloLens2を購入しました。定価の38万3,800円プラス消費税の価格で念願のHoloLens2を受け取ることができました。購入を検討している方は参考にしていただければ幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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