【事例紹介】VRアプリ開発の流れと費用

【事例紹介】VRアプリ開発の流れと費用

ゲームや企業研修などで活用されているVR。

「VRアプリの開発にはどんな手順が必要なの?」
「どのくらいの費用がかかるの?」
などの疑問を持ったことはありませんか?

そして、これらを気軽に聞ける人がいないという方も多いと思います。

そんな方の参考になればと思い、今回はVRアプリ開発の流れと実際の費用をご紹介させていただきます。

はじめに

この記事では、実際に弊社で開発した溶接を体験することができるVRアプリを参考に、VRアプリ開発の流れと実際の費用を紹介します。

アプリの内容については別の記事で画像をつけて解説しているので、先に目を通していただけると想像しやすいかと思います。

▼溶接VRアプリの詳細はこちら
【製造業向け】VR空間で溶接訓練ができる!?

▼また、動画でサクッと動きを確認したい方はこちらを参考にしてください。
※この溶接訓練アプリはβ版であり、随時バージョンアップを予定しています。

VRアプリ開発の流れ

VRアプリ開発に要する手順を簡単に紹介します。

1.コンセプトの明確化

アプリ開発の手順1
アプリ開発の第一段階として、アプリ開発の目的を明確にしてコンセプトを決めることが挙げられます。

今回の溶接VRアプリでは、「主に製造業の方に向けて、VRアプリを活用することで危険を伴う作業の訓練を安全に行うことができると伝える」ことを目的としました。

また、危険な作業を安全に体験できるだけでなく、VR空間で作業を行うことで、作業手順を教える人の人件費や材料費などのコスト削減に繋がります。さらに、人数が多い企業の場合は新人研修などでは講師によって教育内容にムラが出やすいですが、VRであれば一定レベルの教育を安定して提供することができます。

2.資料集め

アプリ開発の手順2
このアプリではアーク溶接の作業を体験することにしたため、Webサイトや動画、通販サイトなどを活用してアーク溶接について調べました。どのような原理で溶接を行なっているか調査し、各機材の使用方法や必要なモデル、動作について確認しました。

現場で活用できる実用的なアプリを開発するためには、実際の作業を正しく理解してVRに落とし込むことが重要であると考えます。

3.サンプル、プロトタイプ作成

アプリ開発の手順3
今回はUnityを使用して開発を進めました。

Oculus Questの開発に関するドキュメントより、VRの実装方法やサンプルを確認しながら、今回の制作で必要となる技術や手法について調べ、サンプルやプロトタイプの作成を行いました。ドキュメントは英語しかない場合も多いですが、弊社には外国人エンジニアや英語ができる日本人エンジニアがいるため、協力して調査を行なっています。

この作業は、アプリ開発で必要になるシステムを把握すると共に、問題となる箇所を事前に知り、解決策を見つけ出すための重要な作業です。

4.モデル制作/アプリ開発

アプリ開発の手順4
事前に集めた資料を参考にblenderを使用して溶接器や仕切板、消化器などのモデルを作成します。また、動きが必要な場合はアニメーションを作成します。アプリ作成では、プロトタイプをベースに各モデルを組込み、形にしていきました。

これらの作業は事前の調査に基づいてアプリ開発に必要な材料を揃え、組み立てていく作業です。

最後に、作成したアプリを実際に使用して細かい修正やアップデートを繰り返します。

溶接VRアプリ開発の費用

溶接VRアプリの見積もりは、大きく分けると「タイトルロゴ」「本編(モデル作成)」「本編(システム)」の3つに分類できます。それでは、順番に作業日数や費用をご紹介します。

※この見積もりは、他のブログや動画で紹介している状態から、最終形まで作り込んだ場合になります。アプリの完成版は今後更新する予定です。

タイトルロゴ

これは、溶接VRアプリが始まる前に流れる企業ロゴです。(※実施には動きがあります。)

タイトルロゴ

上記のタイトルロゴ作成の費用はこちらです。動画の長さや、使用するアニメーション・素材によって費用は変わってきます。
VRアプリ費用(タイトルロゴ)の表

本編(モデル作成)

VRアプリには様々な物が登場しますが、VR空間内にある物は全てCGで作成されています。今回の場合は溶接に必要な工具や作業台、空間を仕切る仕切板などです。弊社でモデルをゼロから作成する場合もあれば、外部から購入する場合もあります。
溶接VR_工具

この溶接VRアプリに出てくるモデルの作成費用はこちらです。モデルをどこまで細かく作り込むかによって費用は変動します。予算に限りがある場合は、モデルのアプリ内での登場頻度や重要性などから、作り込む必要がある部分とある程度の形ができていれば良い部分などを考える必要があります。
VRアプリ費用(モデル作成)の表

本編(システム)

溶接VRアプリでは、ユーザーが間違った動きをすると警告アラームが表示されるように設定されています。このようなシステムの設定も、VRアプリ開発には不可欠です。
警告の表示

システムの開発費用はこちらです。開発を行う際にアプリがどのような動きをして欲しいか想像する必要があります。しかし、実際に構想段階で完全にイメージすることは難しく、後から「この機能も欲しい」「この動きもつけたい」という要望が出る場合が多いです。予算を確認しながら、必ず必要な機能やあると良いけどなくても良い機能など、仕分けすることが重要です。
VRアプリ費用(システム)の表

総合計

以上、3つの見積もりを合計すると、183万円になります。また、開発期間は約2ヶ月です。
VRアプリ作成費用合計

まとめ

いかがでしたでしょうか。VRアプリは高価なものでしたか?想像より安かったですか?

VRアプリ開発の流れや費用など、ざっくりとでも伝わっていると嬉しいです。

また、開発期間は他の案件との兼ね合いもあるため、状況によっては伸びる場合もあります。VRアプリなどを依頼しようと考えている方は、余裕を持ってご相談ください。期間や予算などに合わせてご提案させていただきます^^


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