AI は万能じゃない!?現在の AI の限界

AI は万能じゃない!?現在の AI の限界

はじめに

弊社は「未来のインターフェイスを創る会社」として、AIやAR、VRなどの技術を活用し、これらの新しいテクノロジーと職場の業務や日常生活とのインターフェイス、すなわち「接点」を創り出すことを大きな指針としています。

そこで、わかりやすく使いやすいインターフェイスについて日々考えているのですが、特に「AI」に関するインターフェイスの作り方について3つの記事に渡って紹介したいと思います。今回の記事はその第 1 弾です!

AI対応のUI(※)を作成する際に意識することや配慮すべき点について、こちらの記事(How to design for AI-enabled UI)を参考にまとめたので、ご覧いただければ幸いです。

(※)UI = ユーザーインターフェース
インターフェースとは「接点、接触面」という意味で、UIはユーザーと製品・サービスの接触面を指すので、「ユーザーの目に触れる部分使用する部分」はすべてUIとみなすことができます。ホームページの場合、パソコンやスマートフォンに表示されるデザイン、フォントなど、製品であれば製品そのものや外観など、ユーザーの視覚に触れる全ての情報が「UI」と呼ばれます。(引用:https://ferret-plus.com/655

現在のAIの限界

AI 対応のUIを作成するに当たり、まずは現在の AI ができることや、逆に、できないこと・苦手なことを正しく理解し、把握する必要があります。

AI は人間の認知能力を模倣することで開発されました。最新の AI は「ビッグデータ」を使って「学習(の模倣)」をすることにより、多大な進歩を遂げましたが、まだ人間の認知には追い付いてはいません。 現在の AI がまだできないことを挙げると、次のようになります。

• AI はニュアンスや文脈を読み取ることが苦手である。
• 写真を逆さまにするなどの簡単な処理が、推論に影響を与えてしまう
–  Google の研究所は特殊なオブジェクト(幻覚トースターステッカー)を画像に加えることにより、AIに他に写っている物体を無視させ、「トースターが写っている」と誤作動させることができることを示した。 (これは、道路標識などに小さなシールを貼るだけで、自動車のAIを誤作動させられるかもしれないことを意味しています、危ないですね。)
ai_ステッカー_ 実験

–  ルンバが犬の糞を認識できずに、床に塗りたくってしまったケースもある。(英文ですが、、、詳細はこちら

• 人間の認知はあらゆるタスクに対応するが、現在の AI は一つのタスクに特化している。
• あるタスクでの経験を他のタスクに生かすことができない。すなわち、経験の一般化ができない
• 人間は少ないデータからでもそこそこ妥当な結果を出すが、現在の AI は少ないデータからあまりよく学ぶことができない。少ないデータでしか学習していない AI がどのような挙動をとるかは予想不可能である。

そして AI の最大の問題は、それがブラックボックスであることです。(※全て人間がプログラムした場合や、古典的な機械学習ならば、なぜそう判断したのかが答えられることも多いですが、AI がニューラルネットワークなどでデータを学習してある判断をする時、「なぜそう判断したのか」はわからないことが多いです。)

現在の AI は挙動を予想できないブラックボックスで、我々はその中に自分のプライバシー情報を詰め込もうとしているのです。これが、「理想的なシナリオ」だけでなく、「予想外のシナリオ」をしっかり考えることが重要な理由です。ブラックボックスを前にして、デザインしなくてはならないのです。

まとめ

AI に対応する UI について学ぶ前に、現状の AI の限界についてご理解いただけたでしょうか?
AI は万能ではありません。できないことや苦手なことをしっかりと把握して活用しなければなりません。

それでは、次の記事からがいよいよ本題です。

▼AI 対応の UI の原則について、2つの記事に渡ってご紹介させていただきます。
何を意識すればいいの!?AI 対応の UI の原則【前編】

ぜひご覧ください^^


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