GoogleとAR/VRの動向

GoogleとAR/VRの動向

こんにちは。名古屋のAR/VR企業、株式会社RAKUDOです。

2020年になり5Gの導入や、コロナウイルスによりリモートワークへの注目が高まるなど、IT業界では大きな変化が生まれています。

そこで、大手IT企業4社(Microsoft、Facebook、Google、Apple)の特にAR/VR分野に関する動向について、4つの記事でシリーズとしてまとめさせていただきました。他の記事も合わせてご確認いただければ幸いです。

Googleの動向について

Googleは1998年にラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって設立された、言わずも知れた大企業です。

今となっては無くてはならない検索エンジンに始まり、GmailやYouTube、Googleドキュメント・スプレッドシートなどのオフィスツール、Google翻訳、Google Mapなど様々なサービスを提供しています。また、Google PixelやChromebookなどのデバイスも発売しています。

他にも目が回るほど多くのサービスを提供していますが、本当に目が回って文章も迷走してしまいそうなので、ここでは割愛させていただきます。気になる方はGoogle公式ホームページからご確認ください。

そんな様々なサービスを提供しているGoogleですが、2012年にスマートグラス「Google Glass」を発売し、良くも悪くも大きな話題となりました。「役に立たない、使えない」などの意見が多く、2015年1月に一般向けの販売終了しましたが、その後もGoogleはVR/AR分野に投資を行ない、開発に力を入れています。

それでは、ここからはGoogleとVR/ARの動向に絞って紹介させていただきます。

GoogleとVR

Google Cardboard (公式HPより引用)

GoogleのVRの歴史は、2014年の「Google Cardboard」からスタートしています。Google Cardboardはダンボール製の本体にスマホをセットすることでVR体験ができる、簡易的なヘッドマウントディスプレイです。安価で購入でき、誰でも使うことができる点では、VRの普及に大きな影響を与えたと考えられます。

 

Daydream_View(公式HPより引用)

また2016年には、スマホでの高品質なVRを提供するプラットフォーム「Daydream」や、Daydream対応のヘッドセット「Daydream View」を発表しています。段ボール製ヘッドマウントディスプレイCardboardとは違い、簡易ながらもコントローラーを使えることが特徴でした。しかし、VR使用中にスマホを利用できないなどの理由から思うように普及せず、現状GoogleはDaydreamのサポートを徐々に縮小しています。

最近ではFacebook傘下のOculus社など、競合となる企業が高解像度でサクサクと楽しめるVRヘッドマウントディスプレイを提供しており、価格も一般消費者にも手が届くものになってきました。スマホで体験する簡易的なVR体験の需要は減ってきていると考えられます。そこでGoogleは、現在GoogleレンズやGoogleマップのARナビゲーションなど、ARに多額の投資を行っており、力を入れる分野をVRからARへシフトしているようです。

GoogleとAR

GoogleはVRからARにシフトしているとのことですが、どのようなサービスがあるのでしょうか。

glass_enterprise_edition_2

まず、冒頭で紹介したGoogle Glassは一般向けの販売は2015年に終了しましたが、その後も企業向けのEnterprise Editionは開発を進めていました。そして、月日を経て2019年5月には「Glass Enterprise Edition 2」となってAR機能搭載のメガネ型コンピュータが帰ってきました。

▼Glass Enterprise Edition 2など、スマートグラスについての記事はこちら
ありすぎてわからない!12種類のスマートグラス徹底比較
Googleの最新AR機器「Glass Enterprise Edition 2」紹介

皆さんにもっと身近なサービスでは、「GoogleマップのARナビ機能」があります。スマホのカメラを現実の空間にかざすと、スマホの画面に目的地までの道順が表示されます。私自身も地図を見ても方向がわからずに同じところをぐるぐる周ってしまうような方向音痴ですが、この機能があれば道を間違える心配はなさそうです。

他にも、カメラや写真を使って目の前にあるものを検索できる「Googleレンズ」があります。これは、アプリをダウンロードするだけでスマホで簡単に体験することができます。私もこのアプリは普段から使用しており、かわいい花を見つけたらGoogleレンズでかざして花の名前を調べたり、外国語の食品の説明をGoogleレンズでかざしてリアルタイムに翻訳をしてもらっています。

さらに、ARアプリ開発に便利なAndroid向けのARフレームワーク「ARCore」も提供されています。ARCoreを使用することで、スマホのカメラやモーションセンサーだけでARコンテンツを構築することができます。アップルもiOS向けのARフレームワーク「ARKit」を発表しており、これから本格的に競争が始まりそうですね。

▼AppleのARKitに関する記事はこちら
AppleとAR(ARKit3、Reality Composer、RealityKit)

AR×AIで新しい未来を

GoogleはVR、AR共に開発を進めていましたが、今後はARの発展から目が離せなくなりそうです。また、この記事ではVR/ARに絞って紹介しましたが、Googleが近年力を入れている分野に、AR/VRに加えてAIがあることも忘れてはいけません。スマートスピーカー「Google Home」やGoogle翻訳など、AI技術は意識せずともすでに生活の中に入り込んでいます。

また、少し先の未来で当たり前になるであろう自動運転の開発を行なっていたり、Googleの様々な分野での活躍が期待されます。AR×AIで今までには想像もできなかった、より高度な体験が現実となりそうですね。

▼このシリーズの他の記事はこちらです。
Microsoftが考えるAR/VRの未来とは
Facebookが考えるVRの未来とは
AppleとARの動向


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