HoloLensで何ができるの?実際に導入している日本企業を紹介

HoloLensで何ができるの?実際に導入している日本企業を紹介

「HoloLens」というものを聞いたことがありますか?

MR(複合現実)の技術をHoloLensを通して活用することで、様々な業界で今までにはない働き方を可能にしています。

今回は実際にHoloLensを導入している企業を紹介します。

▼MRがわからない方は、こちらを先に読んでいただくと内容を理解しやすいです。
【総称XR】VR・AR・MRの違いとは?

HoloLens、HoloLens2とは

HoloLens

「HoloLens」とは、Microsoftが開発したホログラフィックコンピュータです。北米では2016年3月、日本では2017年1月に発売開始しました。パソコンやスマートフォンなどのデバイスへの接続なしで専用のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着するだけで利用が可能です。視界がそのままディスプレイになり、アプリを手の動きや音声で操作します。HoloLensを使用することで、目の前の現実世界とCGの世界が組み合わさった、映画のSFの世界のような今までにはない新しい体験ができます。

HoloLens2
そして、2019年2月には産業向けにフォーカスして設計された「HoloLens 2」が発表されました。従来のHoloLendsと比較して、視野角・解像度がそれぞれ2倍になり視覚体験が大幅に改善されました。また、5本指の追跡・アイトラッキングの実現などによる操作性が向上したこと、Azureとの連携により開発環境が整備されたこと、本体の軽量化・装着部分の改善による使用感が向上したことが挙げられます。

HoloLens導入企業

トヨタ自動車

トヨタ自動車では、自動車の修理・点検業務でHoloLens2を活用しています。

自動車の整備士は、従来は車種ごとに用意された紙やWebのマニュアルを確認しながら作業を行なっていました。しかし、この方法ではマニュアルと実際の車を照合するのに時間がかかったり、片手でマニュアルを持つ必要があるためもう片方の空いた手のみで作業しなければならないなどの課題がありました。

そこで、トヨタ自動車ではHoloLens2を活用したMRアプリケーションを開発しました。

HoloLens2を装着して自動車の前に立つと車種を特定し、その後3Dで作業手順が表示されます。これにより、自動車の整備や修理の際に従来必要であった、紙やWebのマニュアルを参照する手順が不要となりました。さらに、パーツや作業手順などが3D表示で直感的に分かるようになります。両手で作業ができるので、作業時間の短縮にも繋がります。

HoloLens2でMRを活用するメリットとして、整備士の作業技術レベルの標準化作業品質の維持確保作業員の習熟度の加速などが挙げられます。また、販売店の顧客にとっても大幅な待ち時間短縮でサービス向上につながると考えられます。

清水建設株式会社

清水建設_MR_HoloLens(画像引用:https://www.moguravr.com/microsoft-mr-partner-program-4/)

清水建設では、「シミズ・ドリーム」という未来都市構想プロジェクトでHoloLensを活用しています。このプロジェクトでは深海未来都市や宇宙ホテル、月面基地など、未だかつて誰も見た事がない建築物についての構想を練っています。無いものを想像して、全員が同じものをイメージすることはとても難しいことです。従来の建築業界では図面や模型から情報を得ていましたが、これらの情報から全員が同じイメージを共有するには大変な労力が必要です。

しかし、HoloLensを装着して複数人でデジタル模型を確認する事で、難しい説明や図面を読む能力がなくとも、完成イメージを簡単に共有する事ができます。また、従来のように細かい模型を作成したり、それを持ち運ぶ必要はありません。

イメージが明確になることで改善点が見えたり、さらなるアイディアが生まれることもあるため、「無いものを可視化できる」と言うのはMR技術の大きな強みではないでしょうか。

まとめ

HoloLensやHoloLens2を使ってどのようなことができるのか、少しイメージいただけたでしょうか?

上記で挙げたもの以外にも、HoloLensやMR技術は様々な場面で活用されています。
例えば、工場に設備を導入する際に、導入前に実際の空間に実物大の設備の3Dモデルを配置し、柱やその他の設備にぶつからないか、安全に作業ができるかなど、事前に確認する際に活用されています。また、トヨタ自動車の例の様な製造業の作業場面では、プラスでハンズフリーでビデオ通話を可能にすることで、遠隔地にいる技術者にアドバイスを受けることや、蓄積した作業データをAIで分析してフィードバックに活用することも可能です。

実際にHoloLensを使ったことがない状態で自社での活用場面を想像するのは難しいかもしれませんが、HoloLensでできることを知り、問題意識を持って想像することで活用の幅は広がるのではないでしょうか?

弊社ではMR開発を行なっております。些細なことでも構いませんのでお困りの際はお気軽にご相談ください。


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