ありすぎてわからない!12種類のスマートグラス徹底比較

ありすぎてわからない!12種類のスマートグラス徹底比較

こんにちは。名古屋のベンチャー企業 株式会社RAKUDOです。

最近、特に製造業などの企業でARグラスやスマートグラスが活用されるようになってきました。
しかし、実際に導入を検討した際に、様々な種類のデバイスがあり、それぞれの特徴やスペックがわかりにくいのが現状です。

そこで、本記事ではスマートグラス12種類のスペックや価格などを表でまとめました。

※情報が公開され次第、随時更新していきます。

はじめに

スマートグラスとは、メガネに様々な機能が追加されているデバイスです。時計としての機能の他にも心拍数の測定や、電子マネー機能があるスマートウォッチはみなさんご存知かと思います。スマートグラスはスマートウォッチと同様、ウェアラブル端末です。

「スマートグラス」と混同しやすいものに「AR/MRグラス」があります。

2つの大きな違いは空間を認識する機能があるか、ないかです。

▼2つの違いについては、こちらの記事にまとめました。
似ているようで違う?「AR/MRグラス」と「スマートグラス」

この記事では空間を認識する機能がない、「スマートグラス」に絞って紹介させていただきます。

▼ARグラスについての比較を知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
スペックを教えて!6種類のAR / MRグラス徹底比較

種類が多いので、気になるデバイスがある方は目次から飛んでくださいね^^

Glass Enterprise Edition 2

Glass Enterprise Edition 2(画像引用:https://www.google.co.jp/glass/tech-specs/#tech-specs-masonry-dialog-2)

「Glass Enterprise Edition 2」は法人向けGoogle Glass「Glass Enterprise Edition」の後継モデルとして発表されたものです。先代のモデルと比較して、AR/VRに特化したSnapdragon XR1を搭載することでパフォーマンスの向上節電が可能になりました。また、OSがAndroid 8 Oreoになり、すでに利用しているサービスやAPIを簡単に統合でき、開発も行いやすくなったことも大きなポイントです。

操作については、音声コマンドによるハンズフリーでの操作が可能です。視界に情報を表示することで視線を移さずに作業を進めることができるため、工場などでの作業効率化に繋がります。現在、一般販売は行なっておらず、パートナー企業から購入可能です。

Glass Enterprise Edition 2
開発製造 Google
無線LAN Wi-Fi802.11ac、dual-band、single antenna
Bluetooth Bluetooth 5.x AoA
接続(電源) USB Type-C
CPU Snapdragon XR1(先代はSnapdragon 710)
メモリ 3GB(先代は2GB)
ストレージ 32GB(先代は16GB)
OS Android 8 Oreo
バッテリー 820mAh(先代は780mAh)
1度の充電で約8時間の利用が可能
視野角
解像度 640×360
カメラ 800万画素(先代は500万画素)
重量 46g
付属品
価格 999ドル
(先代からデザインやスペックが改善され、
価格は1500ドルから999ドルに下がった。)
発売日 2019年5月20日発表

VUZIX

2020年1月より、以下に記載しているVUZIXのMシリーズ、Bladeがビデオ会議サービス「Zoom」に対応しました。
(参考記事:Vuzixのスマートグラスがビデオ会議サービスに対応、視界の共有も

VUZIX M400

VUZIX M400(画像引用:http://www.vuzix.jp/smartglasses/m400.html)

VUZIX M400もGlass Enterprise Edition 2と同様にSnapdragon XR1を搭載した産業向けスマートグラスです。コンパニオンアプリ(Google PlayApp Store)を利用することで、スマートフォンのアプリを通じてWi-Fiの設定や文字入力が可能です。
産業向けスマートグラスということで、倉庫物流や遠隔医療、製造業などでの使用を想定しており、2メートルの落下試験を行なっていたり、防水/防塵ではIP67(完全な防塵で、規程の圧力/時間で水中に沒しても水が浸入しない)とタフな作りになっています。日本での購入も可能です。

VUZIX M400
開発製造 VUZIX(アメリカの企業)
無線LAN
Bluetooth あり
接続(電源) USB Type-C
CPU Snapdragon XR1
メモリ 6G
ストレージ 64G
OS Android 8.1
バッテリー 860mAh
視野角 16.8度
解像度 640×360
カメラ 1280万画素
重量 68g
付属品 フレーム取り付け用バッテリー、レンズなしフレーム
キャリングケース、マイクロUSB充電用ケーブル
USB-Cケーブル、イヤーフック
価格 214,500円(税込)
発売日 2019年10月日本向けに出荷開始

VUZIX Blade

VUZIX Blade
(画像引用:https://www.tegara.com/news/2019/06/vuzix-blade-smart-glasses.html)

VUZIX Bladeは一見するとサングラスのように見えますが、右目単眼タイプのスマートグラスです。VUZIX M400と同様に、コンパニオンアプリ(Google PlayApp Store)を利用することで、スマートフォンからWi-Fiの設定などを行うことができます。さらに、Blade搭載のカメラで撮影した写真やビデオをSNSなどに簡単にアップロードすることができます。

Bladeの操作は、フレーム脇にあるコントロールパネル(タッチパッド)または、ハンズフリーでの音声制御によって可能です。

VUZIX Blade
開発製造 VUZIX
無線LAN Wi-Fi機能あり
Bluetooth あり
接続(電源) マイクロUSB
CPU Quad Core ARM A53
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
OS Androd OS
バッテリー 内蔵リチウムポリマー充電式バッテリー
視野角
解像度 480×480
カメラ 800万画素
重量 90g
付属品 BLADE Smart Glasses本体 、BLADE 専用ケース 、
Wired headphone dongle (micro-USB to 3.5mm and micro-USB) 、
micro-USB to USB Cable 、Bluetooth headphones、
Microfiber cleaning pouch 、マニュアル
価格 本体:999.99ドル(約10万8000円)
開発者向け(ソフトウェア開発キット、
Vuzix Blade製品版へのアップグレードが含まれる):199,700円(税抜)
日本でも購入可能
発売日 企業向け:2018年11月発売
一般向け:2019年2月発売

VUZIX M4000

 

VUZIX M4000
(画像引用:https://www.vuzix.com/products/m4000-smart-glasses)

これは、VUZIXの最新の法人向けスマートグラスです。発売は2020年後半を予定しています。

M4000には、シースルー導光板ディスプレイが導入されており、現実のオブジェクトに干渉されることなく様々なコンテンツや情報を画面に表示することができます。操作には3つのコントロールボタンや、音声制御、2軸のタッチパッドを使用します。

VUZIX M4000
開発製造 VUZIX
無線LAN Wi-Fi 2.4 / 5Ghz 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth
  • Bluetooth 5.0 BR/EDR/LE
接続(電源) USB Type-C
CPU Snapdragon XR1
メモリ
ストレージ
OS Android 8.1 OS
バッテリー 135 mAhの内部バッテリー
1000 mAhの頭部装着型USB-C外部バッテリー
(外部バッテリーの選択に基づいて 2〜12時間の動作可能)
視野角 28度
解像度 854×480
カメラ
重量
付属品
価格 2,499.99ドル(約27万円)
発売日 2020年後半発売予定

Moverio(モベリオ)

Moverio BT-300

moverio bt-300(画像引用:https://www.epson.jp/products/moverio/bt300/)

Moverio BT-300は、両眼タイプのスマートグラスです。Wi-Fi機能を搭載しているため、単体でインターネットへの接続が可能であり、YouTubeなどネット上のコンテンツを直接見ることができます。周囲の風景との比較で、2D映像も3D映像も遠くを見るほど大きく見える仕組みになっており、5m先なら80型相当、10m先なら160型相当、20m先なら320型相当の大画面を体感することが可能です。また、シースルースタイルで周囲の状況も確認できるため、映画館のようにスナックや飲み物を楽しみながら映像を鑑賞できます。

Moverio BT-300
開発製造 EPSON
無線LAN WiFi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.1
接続(電源)
CPU
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
OS Moverio OS
バッテリー リチウムポリマーバッテリー2950mAh
約6時間駆動
視野角 約23度(対角)
解像度 1280×720ドット
カメラ 500万画素
重量 ヘッドセット:69g
コントローラー:129g
付属品 シェード(1枚)、レンズホルダー、鼻パッド(本体に装着済)、
めがね用鼻パッド、キャリングケース、テンプルラバー、
イヤフォンマイク、ACアダプター、USBケーブル(0.8m)、
スタートガイド、ユーザーズガイド、保証書
価格 67,000円(非公式)
発売日 2016年11月30日発売

Moverio BT-30C

moverio bt-30c(画像引用:https://www.epson.jp/products/moverio/bt30c/)

BT-30Cは、両目タイプのスマートグラスです。AndroidスマートフォンとUSB Type-Cで接続し、スマホ向け動画などをディスプレイ上に表示できる点が特徴として挙げられます。操作用アプリ「MOVERIO Link」(Android)と連携することで、画面の明るさや音量の調整、画面ロックなどをスマホから行うことができます。前述のBT-300と同様に、遠くを見るほど大きく見える仕組みも備わっています。

Moverio BT-30C
開発製造 EPSON
無線LAN
Bluetooth
接続(電源) USB Type-C
CPU
メモリ
ストレージ
OS
バッテリー
視野角 約23度(対角)
解像度 1280×720ドット
カメラ
重量 95g (リモコン、シェード、ケーブル除く)
付属品 専用リモコン
価格 49,980円(税別)
発売日 2019年5月30日発売

DigiLens Crystal

digilens crystal(画像引用:https://twitter.com/DigiLensInc)

DigiLens Crystalは、スマートフォンに接続して動作するスマートグラスです。Digilens Crystalはあくまでディスプレイであり、本体としての役割は接続したスマートフォンに委ねています。この、本体にバッテリーやCPUなどを内蔵しない、『非独立型』のシステムを採用したことがスマートグラスの軽量化に繋がっています。

また、視野角が30°と広いことも特徴として挙げられます。しかし、DigiLens社はこの現状のスペックに満足せず、さらなる改良を図っていくとのことです。

DigiLens Crystal
開発製造 DigiLens(アメリカのスタートアップ)
無線LAN
Bluetooth
接続(電源) USB Type-C
CPU なし(接続したスマートフォンのプロセッサを使用)
メモリ
ストレージ
OS
バッテリー 連続5時間稼働
(接続したスマートフォンのバッテリーを使用)
視野角 30°
解像度
カメラ 800万画素(8MP)
重量 約80g
付属品
価格 500ドル(約54,000円)
発売日 2019年末

AceReal(エースリアル) One

acereal one(画像引用:https://japan.cnet.com/article/35112365/)

AceReal Oneは、屋内外のフィールド作業に耐えられるようにデザインされたスマートグラスです。IP54(粉塵からの保護、いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない)準拠の防塵・防滴規格に対応しており、産業用のヘルメットにも装着可能です。また、縦長のディスプレイを採用しており、A4サイズの文書もそのまま表示できることも特徴のひとつです。操作については、音声認識エンジンと音声入力インターフェースにより、ハンズフリーでの操作が可能です。

AceReal One
開発製造 AceReal
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.2
接続(電源) スマートグラス側:4極ミニジャック(CTIA規格準拠)
コントローラ側:micro USB(充電専用x2、外部機器接続用x1)
CPU Snapdrago 820
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
OS Android 6.0.1
バッテリー 標準バッテリーで約1時間
外付けバッテリー接続時に約4時間駆動
視野角 29°(対角)
解像度 720 x 900px
カメラ
重量 スマートグラス本体:293g
コントローラー:400g
付属品
価格 555,000円(税別)
発売日 2019年初旬

Focals

focals(画像引用:https://japanese.engadget.com/2019/08/31/north-focals-android/)

Focalsは、見た目が限りなくメガネに近いスマートグラスです。重さについても、通常のメガネよりは重いものの、日常で使っても気にならない程度に軽量化されています。Focalsは、スマートフォンとBluetoothで連携させて使用します。画面に表示させる情報は、時間や天気予報、スケジュール、チャット、UberやSpotify等のアプリなどです。

操作については、人差し指にはめる指輪型のデバイス「Loop」についたジョイスティックを使って操作します。また、AmazonのAIアシスタント「Alexa」との連携せる事で、スピーカからの音声指示も可能です。

また、Focalsの後継機として、小型軽量化が進み、ディスプレイの性能も向上した「Focals 2.0」が2020年に発売される予定だと発表されています。

Focals
開発製造 North(カナダのスタートアップ)
無線LAN
Bluetooth Bluetooth LE対応
接続(電源) USB Type-C
CPU
メモリ
ストレージ
OS
バッテリー Focals本体:700mAh、最大18時間
操作用指輪型デバイスLoop:.8mAh、最大3日間
視野角
解像度
カメラ
重量
付属品 本体、ジョイスティックリング「Loop」、充電器
価格 599ドル
(販売当初は999ドルで設定されていたものの、2019年2月に値下げした。)
発売日 2018年10月23日発表

JINS MEME(ミーム) MT

jins meme mt(画像引用:https://jins-meme.com/ja/products/mt/)

JINS MEME MTは、運動シーンに特化したスマートグラスです。名前にあるMTはMotion Tracking(モーショントラッキング)の略です。移動と回転の速度を検出することができる6軸センサーが、体軸の変化を正確に捉えます。カラダの動きを可視化することで、ランニングのフォームの改善が期待できます。実際に、ランニングの際に使用できるアプリケーションがリリースされており、他にも体感トレーニング向けのJINS MEME TAIKANアプリなどもあります。

JINS MEME MT
開発製造 JINS
無線LAN
Bluetooth Bluetooth Low Energy
接続(電源) マイクロUSB端子
CPU
メモリ
ストレージ
OS iOS 8.0以上(OFFICEとDRIVEはiOS 9.0以上)
Android(詳細はHPで確認してください)
バッテリー 充電時間:約2時間
連続使用時間:リアルタイムモード最長12時間、
スタンダードモード最長24時間
視野角
解像度
カメラ
重量 約45g
付属品 マイクロUSBケーブル、ACアダプタ、
メガネケース、メガネ拭き
価格 13,300円(税別)
発売日 2015年11月

VUFINE+

vufine+(画像引用:https://www.vufine.com/japanese/)

Vufine+は、眼鏡のつる部分に装着できる小型・軽量のディスプレイ装置です。(画像のメガネの右側についている部分です。)取り付けは右眼のみに対応していますが、あらゆるメガネに装着することができます

HDMI入力(720p)に対応しており、ドローンに接続することで視界にディスプレイを表示でき、最小限の視線移動でドローンが撮影している景色をモニタリングすることが可能になります。また、スマートフォンを接続した際に快適にディスプレイをみることができるよう、縦長の拡大表示モードもあります。

VUFINE+
開発製造 VUFINE
無線LAN
Bluetooth
接続(電源) 720p 50/60 HDMI(Dコネクタ)
CPU
メモリ
ストレージ
OS iOS、Android各種
バッテリー 最大90分
誘電は5V micro USB
視野角
解像度 960×540ドット
カメラ
重量 26g
付属品 ドッキングステーション、HDMIケーブル、
USB充電ケーブル、眼鏡
価格 23,889円(税抜)
発売日 2017年3月発売

AR100

ar100(画像引用:https://dynabook.com/business/mecd/index.html)

AR100は、高精細ディスプレイや高画質カメラ、マイク・スピーカーなどを搭載した小型・軽量なデバイスです。メガネ型のフレームの左右どちらでも装着することができます。また、ヘルメットに装着するためのクリップマウントも発売されています。

Windowsに対応しており、既存のWindowsベースのソフトウェアを活用することができます。また、Vision DE Suiteという専用アプリケーションを利用することで、映像や音声など、さまざまな共有機能で作業者と支援者を連携することができます。

AR100
開発製造 dynabook
無線LAN
Bluetooth
接続(電源) USB Type-C
CPU
メモリ
ストレージ
OS
バッテリー
視野角 16.7度
解像度 640×360
カメラ
重量 48g
付属品
価格 183,150円(非公式)
発売日 2018年2月

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?

産業向けに特化したデバイス運動に特化したデバイスなど、様々なスマートグラスがあったと思います。購入の際は迷うことがあると思いますが、スマートグラスに求める機能を明確にすることで徐々に選択肢は絞らていきます。また、これからも新しいデバイスが発売されることが予想されるため、最新の情報を入手することも重要です。

弊社ではスマートグラスを使用した開発も行なっています。製造業の方や導入を考えている方は無料でヒアリングからお見積もりの作成まで行なっているため、お気軽にご相談ください!

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